偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

縁〜むかしなじみ〜

たまらず増やしてしまった!

今日は展開を知ってるから最初からウルウルきちゃって。辰巳ばっかり見てしまった。

本当に普通のよくある話。誰の身にも覚えのあるような、どこかで見たり聞いたり体験したことのある出来事。

不思議なことも変わったことも起きない。

ふぉ〜ゆ〜が幼馴染なんて本人そのものの設定だし。キャラ設定だって斬新なこともなーんにもなくて、ああ言いそうだな、ハマってるなってことばかりで。

ベタでありきたりのお芝居。

でもそこがいい。

辰巳がお前ら勘違いしてない?って始まるシーンはボロボロ泣けて止まらなくて。

こっしーの、こんなんじゃ去れないだろってところからまた涙が溢れて。

4人のキャラがちゃんと練られてるのも好きなところ。辰巳はああ言って煽れば福ちゃんが反撃してくると思ってて、福ちゃんはそこまで言うか?!と思いつつも辰巳の言うことも理解できる。こっしーはチャラ男に見えて周りがよく見えてて先のことも考えてる。ザキさんは3人を完全に信頼してドーンと身を任せてる。なんかそういう、関係性の細やかさがね、魅力なんだと思う。

もちろん幼馴染って設定のやり易さが多少なりともキャラ設定にも影響を与えてるんだけど。

それと、子供の頃のままではいられないってところもたまらないなーと思って。

ザキさんだけは子供の頃と変わらぬハートを持ってそうだけど、それでも介護の勉強をするんだから。

たとえ4人が打ち解けてきても、やっぱり子供の頃には戻れない。それがいい。

戻れないまま戻らないまま、今の自分達のだんない節を踊る。

泣くしかない!

今日は少し後ろの席だったけど、全体が目に入って良かったと思う。

あの距離で双眼鏡使わなくても充分だんない節は迫力があってグッときた。

今日はその勢いのままでカテコになり、みんな拳をあげたりなんか叫んでたり、祭の漢になっててめちゃくちゃかっこよかった。

チケットが余る、当日券をフラッと来て買える。これはチャンスだと思うんですよ。

たくさんの人に見て欲しいな。

また次に繋がりますように。

ふぉ〜ゆ〜かっこいいぜーっ