初めてのオペラ鑑賞。
ストーリーも知らない、あまり興味のない宮本亜門。なんで見に行ったかといえば晴翔くんが出ているからです!
ビリー卒業後初めての舞台。行かないわけにはいかない。発表された日にチケットをチェックしたら歌舞伎の一等席みたいなお値段で最前列の端っこがあった。即取りました…たっけえな!と思いながら。
なにも情報収集せずに見てしまい、あ、歌はドイツ語なんだ、とか三島由紀夫の原作あらすじぐらい読めばよかったかなとかは思いました。いくらなんでも興味なさ過ぎたなと(^^;;
幕間に慌ててあらすじを読んだのだけど3幕は諸々すっ飛ばして金閣寺に火をつけるシーンのみでした…あらすじ読むまでもない(^^;;
晴翔くんのヤング溝口はほぼステージにいて、最初は歌う溝口の子供時代のお芝居を、青年になってからは外に出さず心の中に押し込めた感情を動きで表現してました。ダンスというほど具体的な何かではなくアングリーダンスより原始的。
でもこういう生々しい表現は晴翔くんに合ってたなぁ!2幕ではステージ奥の暗闇でほぼ裸になって身体中に墨のようなものを塗りたくるシーンがあって、あまりのエロティックさにドキドキしてしまった。あれでもうちょっと踊りがあればなぁ。
ダンスと言えるのは3幕の最初。エレクトラシティばりに側宙もあり!
舞台そのものは正直好きではなく。
もしかしたら演出が違えば楽しめたのかな?と思わなくもないけど、まず三島由紀夫が多分ダメなんだ。前に何か違う小説に挑戦したことがあったけど途中で気持ち悪くなって断念したのを思い出した。
今回もゾッとするほど気持ち悪いシーンがあってムーリー!
でもビリー卒業後の初舞台、無事に見られてよかった。これからどんな役者にダンサーになるのか楽しみです!