ハムレット的なものはこれで3回めかな？
映像も含めたら5回め。歴史のある何度も上演されてある作品なので、色んな脚色や演出があるのだけど、とてもシンプルなハムレットでした。
それ故に役者の技量がわかりやすくて、そして、ふまたんが有能なことがよくわかって面白かった。
流石に長くて睡魔に襲われたりもしたけど、つまんないところがなかったのは、役者の技量のおかげかなぁと思う。なんてことないシーンでも引き込まれた。
最初は先王の死ということで、ハムレットだけが黒の喪服、他はみんな白(婚礼)の衣装だったのが、最後のシーンでは他のみんながオフィーリアの葬儀で黒の喪服、船旅から帰ってきたハムレットだけが白の衣装というのが面白かった。
ふうまは少年たちで急遽出てから、信頼できる役者だと感じてたけど間違いない。また舞台に立って欲しい逸材だと思う。すごく意外だと最初は思ったけど、丁寧に役に向き合い口では言わないけど謙虚でかつ自身を持っててこれからも活躍する人だと思う。
