偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

from home

まだまだ続くstay homeということで配信見てますがあまりに多くてちょっと疲れ気味。

劇団チョコレートは治天ノ君、遺産、あとミドリ十字の…だけ見た。治天ノ君を楽しみにしてて最後に観たのだけど個人的には1番ピンと来なかったな。天皇制に私は反対ではなかったのだけど(日本の伝統文化をある意味守ってる存在だと思ってるので)、やっぱり昭和で廃止すべきだったな!と思ってしまうような作品だった。

他二つは721部隊とミドリ十字の話で、今の日本の政治のむちゃくちゃなところと被ることが多くて恐ろしさとまだここから一歩も進んでないのかという絶望感もありつつ良い作品だった。

グローブ座はロミジュリ、マクベスを見て、今ナイツテイルなら元ネタを見始めたところ。萌音ちゃんがやった役の女優さんがいい感じだし、全体的に話がよく理解できないのに楽しい!ってなるの、すごいな。

マクベスは面白かった。マクベスってメタルマクベスしか知らなかったけどほとんどそのまんまやってるんだなーと笑ってしまった。嘔吐のシーンとか、門番とか。短めなのもいいね!

ロミジュリ、ロミオ役の俳優のセンター顔が凄い。この人主役しかできない!いい男しかできない!って感じで、誰が見ても間違いなく主役と思う顔。

駆け込みで見て良かったのはThe flowers for mrs Harris。何度も泣いちゃった。洗濯屋さんして生計立ててる夫を亡くした(ってわかったのパリについてからだよ!)おばさんがディオールのドレスに一目惚れして年収より高いドレスを買うべく節約して必死でお金を貯めてパリに買いに行く話。

ドレスをエデンの花々って表現するんだけど、それがラストシーンにいきてくるんだよねぇ。

友達に最初は呆れられて喧嘩もしたりするんだけど、甥っ子?やら街の人に親切で好かれてるハリス夫人。

いよいよパリのディオールへ行くのだけど客と思われず最初は邪険にされて。だって言葉も通じない!なのに気付いたらドレスの発表会にいるのよ。誰かが助けてくれる人っていつも誰かを助けてるんねぇってなる。ハートウォーミングな話。

色々ありつつディオールの人達も親身になってくれてドレスを持ってバタシーに帰るとなかなかに残酷な事件が起きて悲しみいっぱいのハリス夫人。役者やってる姪っ子?に泣き疲れて貸したらドレスが焼けてしまうの…切ない!

が、その後素敵なシーンが待ってる!!今まで親切にしてきた街の人たち、親族、それにパリの人たちから感謝のお礼と花々がどんどん届く。それがステージに溢れて圧巻なのです。中学校の時吹奏楽の定期公演に行くと最後の曲で見にきてる家族やクラスメイトが出演者に花束を贈るんだけど受け取った花束がステージに溢れる、あの光景を思い出した。すっごく素敵であれが見たくて花束持って見に行ってた。

配信予定時間過ぎてて諦めかけたけど見れて良かった。

アンドリュースコットのsee wall filmは見ただけ。というか流しただけ?なんも理解しないで終わったけど見返す気力はない。ごめん。

NTLはNTLで上映しなかった作品も上映があり。Barber shop chroniclesは本当に終盤でやっと物語の構成がわかったって感じで、予習しないと厳しいやつだったなー。そして見返す気力がない。

フランケンシュタインは両バージョン配信あったけどやっぱりジョニー リー ミラーの怪物が好きなのでそっちだけちゃんと見た。エリザベスとのシーンは後半カットされてたけど、その前の会話が本当に切ないのでその後の展開って大事ではあるのよね。でも誰でも観れる無料配信ではあの凌辱シーンは流石に無理か。

NAがついにオンライン&データの販売をしてくれたので、念願のパリス&コーデリアのロミジュリを見た。アンディも十分可愛かったけどパリスのロミオのかわいさ半端ないな!その後はスワンを。そういや映画館で見たんだっけ…と見始めて思い出したけど映画館の大画面もいいけどパソコンの画面でかぶりつきで見れるのもいいね。この2作品はBlu-rayもポチった。カーマンも後で購入する予定。

十二人の優しい日本人を読む会も良かった!

ワンシチュエーションだからか、zoomのスタイルがハマってて違和感なく楽しめた。みんなちょっとずつ小道具も自分で用意してて相沢さんの熱演もよき。三谷幸喜のピザ屋はどうかと思うけどね。

こんなとこかなあ。