めちゃくちゃ泣いてしまった。
冒頭はまだ、なんか新鮮!な気持ちで見てたのだけどコウイチがフライング始めて歌ってる声が横や後ろから、まるで私の周りをとんでるようにきのえてきて、こだわってるなぁすごいなぁ!ってかこれをどうするか決めないままに撮っていたの、凄すぎる!と思ったらダーダー泣けてきて止まらなくなってしまった。
そのシーンはまさに千秋楽で、舞台に立つ喜びに溢れるシーンなんだけど、本当に見てて幸せそうだなって思ってまた泣き。まだ3月、配信だってまだやるかやらないかの頃、やるにしても手探りで、そういえばまさに手探りのままインスタで無料上演してくれたんだったって思ったらまた泣けて。
光一さんの、エンタメを止めないっていう、執念にも似た激しいまでの想いがもうたまんない。
20周年だから、きっと何か準備はしてたのだと思う。映像化、それも映画館で!とかもしかしたらあったのかもしれない。でも無観客となるとやれることは全然変わるわけで、それを毎日いつまた幕が開くのか開かないのかわからないままの日々の中で話し合って決めて手配して撮ったということが、エンタメを愛する者からしたらもはや神!神だと思った。
観客がいないからこそのドローン映像が、すごく良かった。
舞台の上にカメラも乗せられるから最前列より近いところから表情も見れる。あんな風におけぴをじっくり見ることもなければ病室をあんな近くで見ることもないし、ラダーフライングしてるコウイチを見守るタツヤ達も見たことがなかった。
そんなだから、見えるものが多くて、より引き込まれたし。
2週間で終わってしまうなんてもったいない。エンタメ好きなみんなに見てほしい。