とても静かで淡々とした舞台で、しみしみ沁みた。
林くんが1幕と2幕で話す声の高さが違うように聞こえたけど、年齢をある程度重ねたということなのかな?若々しい少年がいくらか大人になった印象を受けた。
意味を理解したわけではないのに、鉤十字の代わりに掲げられたズボンが人差しの指のようだったという件に、涙がポロポロ溢れて仕方なかった。なんか生の舞台を見てるんだなあという感じ。こういう完全に理解できなくても心揺さぶられる感じが。
アネシュカがSSの恋人をやってたのは間違いなく身を守るためだろと思ったけど、そこは敢えて何も触れないというのも、泣き叫んだり喚くシーンがあっても淡々とした空気感に合ってる気がした。