永野さんとジェイミーだけ目当てで選んだからめいめいプリティ見れずじまいだった。ブリリアあんまり通いたくなかったし、このご時世で一回でも感染のリスクは避けたかったからしょうがないけど、どうだったのかなぁ?
ふうくんのジェイミー、お披露目の時お歌がイマイチでどうかなと思ってたのだけどめちゃくちゃ魅力的だった!歌もあの時よりずっと良かったし、もう歌い出しからふうくんのジェイミーなの。
ウィンくんのジェイミーは、明るくてかわいくて正直いじめられてる感がない子なんだけど、ふうくんのジェイミーはいきなり浮いてる感じがすっごい出てて、なんつーか色っぽいんだよなぁ。ウィンくんは自分が浮いてると思ってるだけで、颯くんは事実浮いてる。
ミュージカルのジェイミーは、ディーンには間違いなく嫌われてるけどクラスの嫌われ者ってほどではなくて(むしろはみ出し者って感じ。、たしかにディーンに乗っかってからかわれたりはするけど、普通に話しかけてくる女の子達もいるんだよね。でもそれを自分の自信のなさが原因で信じきれない、仲良くなれないって感じがすごく出てる。
アグリインディスアグリワールドの歌い方とかヒリヒリとした痛みが伝わってくるし。
あと何と言ってもダンスがキレッキレで、Jr.の時からファンだった人が見たらこんな気持ちなのかなぁってあう感動を味わったよ。やっぱり踊ってるところを見たい!これこれ!ってなった。めちゃくちゃ華奢なのに腿の筋肉すごいし。
この前初めてリアルジェイミーがテレビの取材を受けたわけを語ってるのを読んだのだけど、そこから察するにミュージカルのジェイミーほど恵まれてなさそうなんだよね。クラスメイトには。プリティに最後のあんなことを言わせるのは、ジェイミーと同じように悩んでる子たちに向けた作者たちのエールに聞こえるから泣けてしまう。
そして颯くんだけでなく、プリティにもママにもジェイミーにもヒューゴにも泣かされまくってしまった。オーバーザトップなんて泣くような曲じゃないと思うんだけど、いちいち全部刺さって刺さって。2回目だからというのもあるかも。初回ってどうしてもセットや演出や衣装や
、1番簡単に入ってくる情報に気を取られるけど、2回目は全てをわかって見るから役者さん達の細かいお芝居をじっくり観れるんだよね、私の場合は。
ヒューゴの、普段はのらーりくらーりとしてて物事を深刻にしないようにしてる感じなのに、否定的なワードは絶対許さない!っていう毅然とした態度とか、レイの、ある意味無責任な(自分の子じゃないから)ジェイミーに対する全肯定とか、有り難しと感動してしまう。
そんな中ガールズ達も素晴らしかった。今日はたまたま永野さんの東京楽で、最後に颯くんが紹介してくれて優しい〜!
永野さんはスレンダーなのでライカバージンよりトレイソフィスケイティがハマってたかなー。というか、むちむちのいずみんがライカにハマり過ぎてたか!
圭吾さんのナチュラルさも凄かった。鞭持って攻撃的な雰囲気が似合う似合う!20年ぐらいやってるんじゃないかと思うくらいのなじみっぷりで新鮮味はない!素晴らしい!
今井さんのパパとサンドラの変貌っぷりもすごい。転んだら立てないドレスってやつが2回目は気になっちゃって。カテコもみんなみたいな速度で歩けないから今井さんのとこで詰まってるの、笑っちゃう。
プリティの部屋が宇宙空間に変貌するところも、アフタートーク聞いてからもう一度見られてよかった。UKとちがーう!ってことが気になってた1回目より素直に美しさに感動したし、エイトくんをつい探しちゃうし、あとディーンもね、矢田くんは最後にボロッカスにプリティに言われて泣きそうなくらいダメージ受けてるのに、佐藤くんはその先の成長の片鱗というか、ジェイミーを受け入れるシーンの素直さがより感じられた。どちらが良いというよりディーンの心の変化をどこまで見せるかの違い。
コロナ禍じゃなかったら(ついでにブリリアじゃなかったら)、もっともっと通いたくなる日本版ジェイミーでした。
こんなご時世で躊躇われる気持ちもあるけど、どうかどなたさまも無事に千秋楽までやれますように。