偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

ナイツテイル

見てきた。

初回は一度きりだったのもあって必死でストーリーと光一さんを追って終わってしまったが、今回の方が理解が深まったのは、色々と修正があったからなのか2回目だからなのか。

これも恋をすると人はバカになる話でもあるんだなと思った。出てくる人がミッドサマーと同じってだけじゃないんだなと。先に見ただの決闘だの、バカとしか言いようがない。

去年配信で見たミッドサマーで、ピポリタが不服そうなパターンというのがあり敗戦で囚われの身となっての結婚だからということを知ったのだけどそこをきちんと描いてるのは本作。ナイツテイルがそもそも色んな要素をつまみ食いみたいな作品だから、そんな比較も面白い。そう言えばグローブ座の配信で二人の貴公子も見たんだった。あれも恋のバカっぷりが酷かった!


女たちの歌はやっぱりちょっと泣いてしまう。権力と腕力を持ったバカどもを救おうと必死なんだもの。バカどもは簡単に人を殺すし簡単に死ぬ。やってらんないよね。


でもこの作品は、バカをバカだと伝えてくれるから楽しめる。愚かさを名誉と称えたりしないのがよい。