偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

兎、波を走る

見てきた。

 

育ての親だとか、鯨のお腹の中だとか。

振り返ってみれば、直結しなくても繋がっていくたくさんの伏線が散りばめられてて、それぞれのシーンではそれなりに意味がありつつ物語の全体ではどんな意味なのかわからなかった言葉が、本筋に回収されていく。

だけど今回は扱う題材をそこまで詳しく知らなかったので、後から解説もらってなるほど!と思うことが多く復習して最初から見直したい欲がわいた。

それからとにかく盛りだくさんな要素があるから、このいくつもの出来事のどれが本筋と繋がるのかがわからなくて混乱した。流石に聞き馴れたコウサクインというワードが出てからは筋が見えてきたけども。

 

多部ちゃんいつか舞台で見たいと思ってたからやっと見られて良かったな。

勉強すれば帰れるというのもリンクしていたんだな。子供を捜しているアリス。諦めないアリスの母。ピーターパンやらピノキオまで出てきて混乱の極み。今回も著名な作家の子孫とやらが3人。ここの作品も把握してないと楽しみきれない。把握してない…。

桜を切ったり座り込みをしたり。

モリモリ過ぎてどうするの?だし、一体どうやって組み立てるのか開幕見当がつかない。こんなに手を広げてどうやって本筋にもっていけるの?

私もたまには全く別の作品から共通のテーマや題材に気付くことがあるけど、あらゆる知識のある野田さんは、たくさんの関連する作品が頭に浮かんで関連する要素をあちこちに取り入れることが容易なのか。

 

とりあえずパンフと脚本読んで、あの出来事について調べて、明日収録らしいのでwowowを待つことにする。