偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

ムーランルージュ

見てきた!

なんの予備知識もないまま行ったので、次々と歌われる有名曲に、権利が…権利が…(金が見える!)ってなってしまった。でも割とそういう(金)話なので正解な反応だったのかも。ジュークボックスミュージカルってあるけどミュージカルの曲まで歌っちゃうの、すごいなと思った。いやしかしめちゃくちゃ楽しかった〜!後半は楽しい話ではないのだけど、ラストでまたショータイム的カテコがあるので、楽しかった!という気持ちで劇場を後にできる舞台。

よしおくんは役柄的にはちょいとベテラン感出すぎかもしれないけど、それでも恋に溺れる役がはまっていて良かったし、中河内くんはもうわかってたけどハマりすぎ!完璧!ただ振付師なので踊って欲しいところで踊ってくれなくて悶々。もうあと30%ダンスしてほしかったなーー。でもよかったなー。

オーナーさとしさんも素敵!で思ったけどビリーの人だったわ、この人も。茶谷さんはスウィングでいつもはいないんだね。アンサンブルの男性陣、ダンスがめちゃ楽しかったから茶谷さんでも見たい。スウィングDAY ないのかしら??

ティーンの望海さんも良かったー。あとエンジェルズ(違う)が個性的でセクシーで大好き!最初4人で出てきた時、あ、日本にもSIXやれる人いるじゃん!って思ったのだけど、ひとり男子だった。あと3人いませんか??

オープニングの感じも好きだなぁ。

セットも豪華で豪華すぎて1幕途中でトラブル発生。楽屋の象に来てねの後のサティーンソロ終わりで舞台がストップしちゃった。アナウンスが入り、結局15分ぐらい?復旧と安全点検。どうなることかと思ったけど、再開できてほんとよかった。

その再開後のシーン、サティーンが待ってる像の中にクリスチャンがドア開けて入ってくるというシーンなのだけど

だいぶ時間がかかっちゃってごめん!的なセリフで入ってきてナイスアドリブ!だった。そこで拍手で客席もやっと和む。ベテランならではのフォローだったな。しっかり笑いもとり客席を和ませてた。

2幕はどんどんシリアスになっていき、権力と金に虐げられるアーティストとパフォーマーだちの葛藤、病気…。幕引きはなんだかEndless Shockを思い出す感じだった。

 

が、最後はカテコのショータイムでまた彼らが華やかに歌い踊る!!

ギチギチ!

ギチギチといえばマチルダだけどあれなんて言ってるの?とサントラ聞かなばになるの、まんまとやられてる。

このカテコで劇場オーナーさとしさんが、今日は特別に3幕構成を見ていただき…とかいうようなコメントをしてまた拍手!!そうだストップして3幕風になったよねって。もう楽しくて忘れたよ!

そういや中河内サンティアゴとニニの曲良かったなー。ちょっとクセのある歌い方が役にも中河内くんにもはまってて、しかもあなたそんなに歌うまかった?!ってぐらいよくて。びっくり。

 

煌びやかで妖しくて切ない舞台、また再演するなら中河内くんに出て欲しいなーとか考えてたらもう、ビリーは卒業かもしれないなどと思い、チケットどうしよう?までいきついてます。大貫くんが出てくれるかな??